【オンラインで初開催】コロナ禍で相次ぐ臨床実習中止に新たな形を。

2020年7月29日、30日に大阪、臨床力強化に注力する森ノ宮医療大学と医療のプラットフォームを作る株式会社ALTURAが共同開催。
オンラインによる模擬臨床実習を理学療法学科の4年生を対象に開催した。
「学生の頃から患者様に触れる機会を増やしたい」という熱い想いを抱いた教員とALTURAによって今回の企画が実現。
当初は森ノ宮医療大学に患者を招き開催する予定で進められたプロジェクト。
新型コロナウイルス感染の拡大により当日はオンラインに変更となった。2フロアに分かれた学生と株式会社ALTURAが保有するスタジオ、患者様、3箇所を繋ぎ始動した。

臨床実習の延期や中止により、「このまま卒業して、臨床に出てもいいのだろうか?」と不安を抱く学生に対して、臨床により近い形でオンラインを最大限に活用したカリキュラムを構成し、学生からの期待が高まった。

自らの闘病体験談を熱く語ってくれる患者からのメッセージ。「目を見張るように」メッセージを聞く学生。いつも見せない顔で学んでいたと教員の方々は驚いていた。初のオンライン模擬臨床実習は大きな成功を遂げた。

                     参照:ONLINE MASTER2号(2020/9/1発行)

2020年4月24日、厚生労働省が日本理学療法士協会に発表した
「新型コロナウイルス感染症の発生に伴う理学療法士養成施設での実習における留意事項について」

病院、施設によっては今年度の実習生の受け入れを延期または中止にせざるを得ない状況の中、
国家資格を目前に控える学生さんや養成校の教員に不安の声があがっていた。

「教科書だけの知識で患者様を治すことはできない」
実際に養成校を卒業し、病院で働くセラピストからよく聞かれる言葉だ。
他の医療職種に比較し理学療法士は臨床で働くまでに、患者と接する機会が非常に少ない。
専門的な知識や技術はもちろんのこと、「人」と関わる上での倫理観や人間性が求められる職業だからこそ「教育」の中で患者様と関わる機会を作る必要がある。
そこで企画されたのが、患者診療型模擬講義(通称OSCE:オスキー)である。

患者の体験談や、実際に評価、治療を弊社スタッフが行い、
学生がグループで臨床推論を立てていくグループワークを実施した。
ソーシャルディスタンスを守った上でも盛り上がる場面が多く見られた。
臨床実習とはまた違った臨床の学びで楽しかったという学生の声も多かった。
患者の声だけではなく、医療現場からの声も交えたい。ALTURAのスタッフはそう熱く語り、ALTURAの医療施設管理者をアップデートさせる療法士アクセラレーションプログラムに所属する理学療法士、菅原優帆氏もオンラインで参入。菅原氏は言う。「このような時だからこそ、多くの学びを」と。理学療法士として現場からの声や経験を聴く学生と教員の方々には、いつもとは違う視点が多く見受けられたようで、自発的に質問を投げかける学生も多かった。

初のオンラインによる模擬臨床実習は、オンラインでもできることは沢山あるという可能性と資格取得を目指す学生にとって多くの刺激を与え、無事に終了を迎えた。

講義に参加された学生さんは66名。理学療法士教員16名。
「理学療法士として患者様の気持ちに多く触れられた」「オンラインでも学びが沢山あった」などと言った嬉しい言葉が聞かれたとALTURAは歓喜した。教員の方からは「とりあえず無事に終わってホッとしました」など無事に開催された安堵の声に場が和む。今後は来る2020年8月7日、森ノ宮医療大学の理学療法学科2年生を対象にオンラインによる臨床模擬講義を開催。

「ウィズコロナ時代、アフターコロナ時代においても学生の成長と業界の発展を狙う森ノ宮医療大学と共に患者診療型模擬講義OSCEを飛躍させていき、患者様の経験や人生を背負える療法士を増やしたい!」と株式会社ALTURA代表取締役の笹倉栄人氏は、森ノ宮医療大学 理学療法学科 副学科長を務める中根征也氏と熱く語る。

今後も森ノ宮医療大学とALTURAの新たな活動に注目が集まるだろう。

プレスリリース:https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=57826&release_id=3&owner=1

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